ブルガリアにも春夏秋冬があり、今は夏。私の住んでいる首都ソフィアは、平均気温は東京より少し低いですが、最高気温が35度を超えることもあります。この季節になると町中に沢山のアイスクリームのスタンドが出て、老若男女を問わずおいしそうにアイスクリームを食べながら歩いている姿が頻繁に見られます。いたる所でアイスクリームが買える環境はアイスが大好きな私にはとても有難いことですが、そのためこの季節はついつい食べ過ぎてしまいます。
「ブルガリア人はアイスクリーム好き」と思うのは、町中でアイスを片手に歩いている人を見かける割合が日本に比べて高いことや、アイスを食べている人の年齢層が幅広く、アイスを買うためにお年寄りまでが行列に並んでいることなどがあります。ある日、昼休みだったのかスーツ姿の50代ぐらいのビジネスマンがスタンドの横でアイスクリームを食べていたのですが、食べ終わったら2つ目のアイスを購入したのを見た時には思わず微笑んでしまいました。我が家に関しても、夏場に夫の実家に行くと、食後のデザートは決まってアイスクリームです。
アイスクリームスタンドのみならず普通のカフェでも夏には様々なアイスが楽しめます。私のお気に入りのカフェにもアイスクリームのコーナーがあり、定番で人気のチョコやイチゴ、ヨーグルトやティラミス、珍しい種類ではクルミ&蜂蜜やピスタチオ、さくらんぼなどもあります。通常量り売りで100g70円程度。安くておいしいです。特にフルーツ味のものは果物のフレッシュな味が濃厚です。席に座ってアイスを食べている間、あまりに多くの人が入れ替わり立ち替わり買いに来るので人数を数えてみました。10分足らずの間に、何と36人!やはりブルガリア人はアイスクリームが大好きなのだと思いました。