2019 8Aug.

ブルガリアのバーベキュー、スカラ

夏は、日本でもブルガリアでもバーベキューの季節です。
今回はブルガリアのバーベキュー、「スカラ」についてご紹介します。

スカラの基本的なメニューは、「キョフテ」と呼ばれるハンバーグや、それを棒状にした「ケバブチェ」などがあります。
日本のように魚介類や野菜を焼く事は、あまりありません。パンは一緒に食べますが、お肉とパンがあれば、それで「スカラ」と呼ぶそうです。

「スカラ」は自分たちで焼くだけでなく、お店で焼いている物を買ってその場で食べたり、持ち帰って食べることもあります。お店は街にたくさんあり、「スカラ」はブルガリア人にとって生活の一部になっています。自分たちで焼くときは、家庭や公園のスカラセットを使います。

先日、友人たちとお肉を持ち寄り、公園でスカラをしました。
友人たちはお肉を焼いた後、すぐに食べようとはしません。一度お鍋に入れておいて、全て焼き終わってから食べるのです。
ブルガリアでは熱々の食べ物を避ける習慣があるようで、お店でも焼きたてのお肉や、熱々のスープは出てきません。これは「熱々だとお客さんが直ぐに食べられないから」と考えるからだそうです。ブルガリア以外でも様々な国で同様の考えをするようで、「熱々が美味しい」という私たちの習慣の方が、独特なのかもしれません。


  • 公園内のスカラ施設

  • スカラ屋

  • スカラ屋

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