ソフィアの中心に建つアレクサンダー・ネフスキー寺院はロシア人の建築家が設計し、ブルガリア全土、そしてロシアからも一流の壁画アーティスト、イコン(聖像)制作者、モザイク職人などが集められ内装に携わりました。40年かけて完成したこの寺院はバルカン半島で最も美しい寺院だと言われています。晴れた日にはキラキラと綺麗な光を放つ黄金のドームが遠くからでもよく見えます。
周辺には屋台が並び、週末には散歩する人や旅行客で賑わいます。土産物や骨董品、イコン、絵画、伝統的な刺繍やレース編みなど様々なものを楽しむ事が出来るこのエリアは寺院と同様、人気のスポットとなっているのです。
ここでは自分で作った刺繍やレース編みなどの作品を売る人が多く、立ち止まってしげしげと見入っていると、「興味があったら私が教えてあげるよ」と笑顔で声をかけてくれる人もいました。大聖堂を見ながら刺繍を習う。なかなか良い案かもしれません。