ブルガリアの市場はパザールと呼ばれ、いつも多くの人で賑わっています。旬の野菜や果物はもちろん、はちみつやドライフルーツも並べられ店頭を色鮮やかに飾ります。今でも大きな天秤で分銅を使って重さを量る店もあり、見ているだけでも楽しいものです。
新鮮な野菜や果物を好きなだけ買うことが出来るパザールは、経済的にもありがたいもの。きゅうり1本にりんご1個だって気軽に買えるのです。必要な分だけ購入出来るので、無駄がありません。
最近では葡萄やプラムやセロリ、そして大きなかぼちゃやピーマンをよく見かけます。もう時期は終わってしまいましたが、少し前まで大きなスイカが山積みにされていました。スイカ1玉日本円にして約200円。驚きの価格です。 馴染みのパザールへ行くと、野菜の名前をブルガリア語で教えてくれる人がいたり、最近見なかったねと声を掛けてくれる人がいたり。何だか心がポッと温かい気持ちでいっぱいになるパザールです。