2011 8Aug.

黒海の町アフトポル

ブルガリアには有名なビーチがいくつかあります。この夏、我が家はブルガリア黒海沿岸のほぼ最南端、トルコ国境に近いАхтопол(アフトポル)という町へ行ってきました。ここアフトポルは自然に囲まれた比較的静かなビーチです。人が歩ける程の遠浅が沖に向かって約100mも続き、波も殆どなく水は驚く程に透明です。おばあさん達も水着に浮き輪で楽しんでいました。

モーターボートで行く海の散歩にも参加しました。カモメやウミネコが飛び交い、青い空、エメラルドグリーンの海、そして沿岸を縁取る隆起した岩はまさにブルガリアらしい景色です。沖合いに目をやると、何と3頭のイルカが泳いでいました!

夕方になると綿菓子などの夜店も出て、まるで日本の夏祭りの様な雰囲気になります。高台からは遮るものなく沈む夕日に息を呑み、同じ景色を見ていたであろう古代トラキア人にふと思いを馳せました。


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