今回はヨーグルトを使って作るバニッツァについてご紹介したいと思います。バニッツァはコリと呼ばれる薄い生地にシレネー(白いチーズ)やカシカヴァル(黄色いチーズ)などを包み、オーブンで焼いたキッシュの様なパイです。地域や家庭によって作り方は様々で、ソフィアではヨーグルトはあまり使いませんが、私は以前住んでいたシューメンという町での作り方に慣れているため、今でもバニッツァにはヨーグルトが欠かせません。
我が家では特に長ネギとシレネーのバニッツァと、ソーセージとカシカヴァルのバニッツァが人気です。作り方は至って簡単。ヨーグルト350gに卵を一つ割り入れ混ぜ、生地に薄くオイルを塗って先のヨーグルト液をポタポタとたらし、ネギやシレネー、ソーセージにカシカヴァルなど好きなものを並べ、クルクルと巻きます。天板に並べて卵液を塗り、約230℃のオーブンで20分程焼いたら出来上がりです。
週末の朝にはバニッツァを焼き、ホカホカのバニッツァとアイリャン(ヨーグルトを水で溶いた飲み物)でゆっくりした朝食を楽しみます。