近年、ブルガリアではアジアン食材が手に入りやすくなってきました。私が住んでいるブラゴエフグラッドのスーパーでも、のりや日本の醤油を買うことができます。ただ、首都のソフィアまで行かないと手に入らない食材があるので、定期的にソフィアまで買い物に行きます。昔からある中華食材店に加え、K-POP人気の影響により韓国食材店もこの一年で増えました。また、東南アジア料理の店もあります。先日、友人と一緒に「ソフィアでアジアを探そう!」というテーマを設定し、一日ソフィア散策をしてみました。
ショッピングモールでは、日本の100円均一のお店のような様々な製品を販売している中国の雑貨ショップを見つけました。日本のブランドを模倣しているため、商品に表示されている日本語が変なものもありますが、ちょっとかわいい雑貨というのは、ブルガリアではなかなか見つからないのでうれしいです。私が購入したノート2冊セットは5レバ(300円以上)でした。
ランチの時間には、外国料理を提供する屋外のフードコートを訪れました。寿司、ラーメン、飲茶などのアジア料理に加えて、イギリスやメキシコなどさまざまな料理があり、敷地内のテーブルのどこでも飲食ができます。冬でしたが、外の空気が入ってこないように遮断された暖かいスペースもあり、ゆっくり食事をとることができました。
ソフィア中央駅から街の中心部に行く大通りには、3軒の韓国ショップがあります。そのうちの2軒が食材店で、残りの1軒はカフェです。カフェは、K-POPのファンカフェでティーンエージャーの女の子たちが集まっていました。外の張り紙にあったフルーツサンドを食べたかったのですが、ないと断られてしまいました。ブルガリアの接客は日本のように丁寧ではなく、外に書いてあるメニューがないこともよくありますが、とても残念でした。
また道すがら、日本と直接関係がない店に日本語で書かれた広告を見かけたり、興味深い一日を過ごすことができました。もしかしたら、これからも日本を含めたアジアの物がもっと増えていくのかもしれません。楽しみです。