2024 12Dec.

巨大公園にたたずむ
開館60年以上のプラネタリウム

ブルガリア南東部の都市ディミトロフグラドにあるプラネタリウムに行ってきました。ブルガリア国内にはプラネタリウムが5カ所あり、そのうちの1つです。 800エーカー(1エーカーは約4047平方メートル)以上ある広さのヴァプツァロフ(Вапцаров, Vaptsarov)公園の中に位置しており、1962年に開館して現在まで続いています。

プラネタリウムは月曜日から金曜日の午前と午後に一回ずつ開かれており、座席は全45席。一人4レヴァ(約300円・2024年現在)で楽しむことができます。最新の投影機で映された夜空の下の方を見ると、壁に開館当時の街の建造物の絵が描かれており、ディミトロフグラドの街の夜空のような雰囲気を味わえました。

この施設には巨大な望遠鏡が設置された天文台もあります。毎週水曜日の夜、天気が良ければ実際の夜空を観測できるそうです。

 

プラネタリウムは基本40分前後のプログラムが組まれ、上映中でも手を上げてスタッフに質問することができます。とても自由な雰囲気で、私が参加した時は1時間を超えました。

見たい日の夜空を映してもらえたり、古代の星座と現代の星座のズレなどをわかりやすく説明してもらえたりと、とても有意義な時間を過ごすことができました。私が住んでいる地域ブラゴエフグラッドにプラネタリウムはなく、友人のブルガリア人の間でもプラネタリウムを体験したことがない人が多かったのですが、また行ってみたいオススメの場所になりました。

見学後、暗闇の中に慣れた目をならすために、巨大な公園を散策しました。日本で見かけたことがない遊具や、どう遊ぶのか分からないユニークな遊具もありました。敷地内には小さな動物園もあり、散歩するだけでも楽しめる公園でした。


  • 研究室のある建物

  • プラネタリウムの外観

  • プラネタリウム内部

  • 星座の説明

  • 太陽系の説明

  • 公園の遊具

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