多くの国々で愛されているヨーグルト。世界中の人々は、どんな風にヨーグルトを楽しんでいるのでしょう。このコーナーでは、ヨーグルトを使った正統派の料理から、リアルな家庭料理のアレンジまで、さまざまな国の方に取材。
ヨーグルト料理と母国の食文化、乳製品についてお聞きします!
第6回目は、アメリカ・ワシントン州シアトル出身のエマ・ザイカーさんのお宅に訪問。アメリカ人がよく朝食に食べるという「オーバーナイト・オーツ」を教わります。日本ではあまり聞き慣れない食べ物ですが、いったいどんなヨーグルトレシピでしょうか。
翻訳会社勤務。大学時代は和太鼓部に所属。現在はピアノが趣味。
弁護士の父が昔、仕事の関係でよく日本に訪れていました。その影響もあり、小さいころから日本の漫画やゲームが好きでした。2012年の終わりから日本に来て1年間留学し、その後、大手IT企業に就職。ソーシャルメディア関係の仕事をしていました。現在は翻訳会社に勤めています。
アメリカでは卵を生のまま食べる習慣はないので、最初は驚きました。すき焼きを食べに行ったとき、溶いた生卵に肉をからめて食べている姿を見て、びっくりしたんです。(笑)今は私も食べますよ。
プレーンヨーグルトよりも、味のついた甘いヨーグルトがたくさんあります。水分を切ったギリシャヨーグルトも多いですよ。
朝食として食べることがほとんどだと思います。アメリカ人は、朝はさっとスピーディに食べられるものを好むので…。(笑)ヨーグルトは簡単に栄養もとれるから、ぴったりなんです。
主に朝食ですね。日本人は、グラノーラやフルーツに牛乳やヨーグルトをかけて食べることが多いと思いますが、「オーバーナイト・オーツ」では、オートミール(オート麦)をメインに使用します。「一晩、寝かせる(オーバーナイト)」というのが一番のポイント。オートミールは食物繊維やミネラルが豊富なので、健康志向のアメリカ人に人気が高いのです。
明治ブルガリアヨーグルト
LB81プレーン
1/3
カップ
オートミール
1/3カップ
牛乳
1/3カップ
塩
1つまみ
シナモン
1つまみ
グラノーラ
大さじ2
ブルーベリー
(冷凍でも可)
1/3カップ
スライスマンゴー
(冷凍でも可)
1/3カップ
オートミール、ヨーグルト、牛乳、塩、シナモンを、お好きな容器に入れて混ぜ合わせる。冷凍フルーツを使う場合はここで加える。
1の容器にフタ、またはラップをかける。冷蔵庫で一晩寝かせる。
2にグラノーラや生のフルーツ(ブルーベリー、スライスマンゴー)をトッピングし、出来上がり。食べる直前に混ぜ合わせて召し上がれ!
グラノーラやシリアルにヨーグルト、という組み合わせはよく食べていますが、オートミールは初めて。一晩寝かすというのも日本にはない発想で驚きましたが、柔らかくなって味が馴染み、食欲がない朝にぴったり。いろんなフルーツを入れて試してみたいです。
エマさん、ありがとうございました!
世界のヨーグルト料理、次回もお楽しみに!