多くの国々で愛されているヨーグルト。世界中の人々は、どんな風にヨーグルトを楽しんでいるのでしょう。このコーナーでは、ヨーグルトを使った正統派の料理から、リアルな家庭料理のアレンジまで、さまざまな国の方に取材。
ヨーグルト料理と母国の食文化、乳製品についてお聞きします!
第7回目は、トルコ共和国の西側、デニズリという町出身のエリフ・ケルティックさんにご登場していただきます。教えていただくのは「ヤイラ・チョルバス」という、ヨーグルトを使った温かいスープ。ご飯、小麦粉、卵…と、どこの家庭にもある食材で作るトルコのヨーグルトスープは、いったいどんな味がするのでしょう?
子育てに奮闘しながら日本語教室にも通い、日本語の勉強に励んでいます。
夫が秋葉原でトルコ料理(ケバブ)店を始めて、夫についていく形で、5〜6年前に私も来日しました。現在は子育てに専念しています。
最初、納豆を見たときは驚きました。臭いに慣れるのに時間がかかりましたが、今はだんだんと慣れてきました。
トルコは中東の一部なので、ヨーグルトを使った料理は多いですね。家庭でプレーンヨーグルトをたくさん使うので、スーパーではバケツサイズのビッグ缶が売っていますよ。
朝・昼・晩と、よく食卓にあがります。というのは、ヨーグルトは甘いデザートというよりは、ほとんど料理に使用するからです。ヨーグルトは食事には欠かせません。
季節問わず食べますが、温かいスープなので特に冬が多いですね。昼食か夕食に食べる人が多いと思いますよ。
明治ブルガリアヨーグルト
LB81プレーン
大さじ3
水
4~5カップ
ご飯
大さじ1
卵黄
1個分
小麦粉
大さじ3
ミント(乾燥)
少々
塩
少々
ミント(生)
適宜
鍋に水とご飯を入れ、火にかける。10分ほどコトコト煮る。
ボウルにヨーグルトと卵黄を入れ、よく混ぜ合わせる。全体が良く混ざったら、小麦粉を加えて泡だて器でよく混ぜる。
2に1の煮汁をおたま1杯分加え、泡だて器で分離しないようやさしく混ぜる。これを1~2回繰り返す。
1の鍋に3を戻し入れ、強火で5分ほど沸騰させる。この時フタはしないこと。
4に乾燥ミントを加え、弱火で2~3分火にかける。火を止め、最後に塩を加えて味を整える。器に盛り、ミントを飾れば出来上がり!
日本ではヨーグルトは冷やして食べることが多いので、ヨーグルトを温めるとどんな味がするのかなとドキドキ。試してみると、おや?どこか懐かしい味が…。そう、おかゆに梅干しを乗せたときの味に似ているのです。日本人に親しみやすいヤイラ・チョルバス。風邪を引いたときにもぴったりだと思います!(by記者)
エリフさん、ありがとうございました!
世界のヨーグルト料理、次回もお楽しみに!