多くの国々で愛されているヨーグルト。世界中の人々は、どんな風にヨーグルトを楽しんでいるのでしょう。このコーナーでは、ヨーグルトを使った正統派の料理から、リアルな家庭料理のアレンジまで、さまざまな国の方に取材。
ヨーグルト料理とヨーグルトにまつわるお話を紹介していただきます!
第63回目は台湾。日本の最西端、与那国島の西側に位置します。前回に引き続き、台湾出身のシュウさんにヨーグルトを使った郷土料理を教わりました。
食事や読書、旅行が好きです。長年、ピラティスも続けています。
台湾料理は、台湾原住民の料理をはじめ、漢民族やハッカ(客家人)、外省人(本土人)などの料理、そして日本の料理からも影響を受けており、数多くのバリエーションがあります。台湾の食文化のひとつに、「小吃(シャオチー)」というものがあります。単品でスナックとして食べたり、メインの食事と一緒に食べたりします。基本的に家庭では作らず、屋台などで食べるファストフードです。
人気のフレーバーは、ストロベリーなどのフルーツ味やバニラ味です。台湾は一年を通じて温暖な気候なので、ドリンクタイプのヨーグルトやフローズンヨーグルトも好まれています。主に朝食やデザートとして食べています。
蛋餅(ダンビン)は、台湾で愛されている「小吃(シャオチー)」のひとつで、朝食の定番です。(台湾人は朝食を外で済ませる習慣があります)午後のおやつとしてもよく食べられています。
甘いチリソース
大さじ3
しょうゆ
大さじ1と1/2
コリアンダーのみじん切り
(なくてもよい)
適量
明治ブルガリアヨーグルト
LB81プレーン
30g
小麦粉
50g
コーンスターチ
大さじ2
塩
小さじ1/4
水
160ml
すりおろしたチーズ
30g
ツナ缶(水煮)
70g
卵
2個
刻んだねぎ
大さじ1
塩
小さじ1/4
オリーブオイル
大さじ2
ドレッシングの材料をボウルに入れ混ぜておく。
生地を作る。小麦粉、コーンスターチ、塩をボウルに入れて混ぜる。水とヨーグルトを加え、ダマがなくなり、なめらかになるまで泡立て器で混ぜる。
エッグミックスの材料をボウルに入れ、スプーンでざっくり混ぜる。
フライパンに油(分量外)をひき、強火で熱する。フライパンが温まったら弱火にし、2の1/3の量を注ぎ、1分ほど焼く。
4の上に3の1/3の量を均等に広げる。生地が固まり始めたら裏返し、30秒ほど焼く。
5を再び裏返す。両端を折って巻き、クッキングペーパーを敷いた皿に移す。
残りも同じように作る。すべて焼き上がったら、一口サイズに切り、1をかけて出来上がり!
お好みで刻んだねぎ(分量外)をかけても◎
もちもちの生地にたっぷりの具を巻き、ドレッシングをかけていただく春巻きのような一品です。ヨーグルトの味はほとんど感じませんが、ヨーグルトのおかげかしっとり感が増しているよう。おつまみにも合いそうです。
(by記者)
シュウさん、ありがとうございました!
世界のヨーグルト料理、次回もお楽しみに!