多くの国々で愛されているヨーグルト。世界中の人々は、どんな風にヨーグルトを楽しんでいるのでしょう。このコーナーでは、ヨーグルトを使った正統派の料理から、リアルな家庭料理のアレンジまで、さまざまな国の方に取材。
ヨーグルト料理と母国の食文化、乳製品についてお聞きします!
第29回目は、コロンビア。西は太平洋、北はカリブ海に挟まれ南米大陸の北端に位置する国です。今回は首都・ボゴタ出身のカミラさんに、ヨーグルトを使った料理を教わりました。
部屋のインテリア雑貨の収集や、絵を描くことが好きです。
海外赴任をしていた日本人の夫と知り合い、結婚。ペルーやボリビアなどいくつかの国に住み、日本に来て約30年になります。
南部に赤道が通り、熱帯に属しています。日本のように四季はありません。平野部は高温多湿の熱帯気候、アンデスの山々がある標高が高い地域は温帯気候で、標高によって気候が違うのもコロンビアの特徴です。私が生まれたボゴタという街は、アンデス山脈の東部、標高約2640mの高地で一日のうちで気温差が14度くらいあり、一日の中に四季があるような感覚です。
コーヒー豆の生産を筆頭に、フルーツや野菜栽培が盛んです。主食はお米、トウモロコシ、ジャガイモなどです。
乳製品全般、よく食べます。それはスペインやその他のヨーロッパからの食文化の影響です。特にナチュラルチーズを良く食べますね。例えば、ホットチョコレートを飲むときは、ナチュラルチーズをかじりながら飲むんです。
スーパーマーケットには沢山のヨーグルトが売っています。イチゴ、クランベリー、ラズベリーなどベリー系のフレーバーが人気です。また、Kumis(クミス)というドリンクタイプの発酵乳があります。
コロンビアはチキンをよく食べる国なので、鶏肉のレシピが豊富。このサラダは家庭でよく作られているレシピのひとつです。
明治ブルガリアヨーグルト
LB81プレーン
大さじ8
りんご
3個
鶏もも肉
500g
長ねぎ
適量
にんにく
適量
コリアンダー
適量
塩
適量
赤パプリカ
1/2カップ
くるみ
1/4カップ
紫玉ねぎ
大さじ2
オリーブオイル
1/4カップ
レモン汁
1/4カップ
パセリ
大さじ1
マスタード
大さじ1
マヨネーズ
大さじ1
塩
大さじ1/2
こしょう
小さじ1
りんごの皮をむき、芯を取り除いて、1cm×2cm×2cmに切る。
鶏もも肉を、長ねぎ、にんにく、コリアンダー、塩と一緒に強火で煮る。鶏の味が残るように、水の量は少なめで、鶏もも肉に火が通るまで煮る。
鶏もも肉が煮えたら取り出して冷まし、手で一口大に割き、更に冷やしておく(残った鶏のスープはいい出汁になるので、捨てずに他の料理で使いましょう!)。
深いボウルに、1、3、小さく切った赤パプリカ、砕いたくるみ、みじん切りにした紫玉ねぎを入れてよく混ぜる。
他の深いボウルで、オリーブオイル、レモン汁、みじん切りにしたパセリ、マスタード、マヨネーズ、そしてヨーグルトを入れて、塩とこしょうで味を調え、十分に混ぜる。
できたソースを4にかけて、よく混ぜ合わせ、少し冷やしてからいただく。
鶏肉に野菜や果物がたっぷり入って、食べ応えがあるサラダです。りんごはヨーグルトソースでからめてあるので、フルーツサラダが苦手な人でも違和感なく食べられると思います。クラッカーやパンに乗せて、朝食や休日のブランチにどうぞ!
(by記者)
カミラさん、ありがとうございました!
世界のヨーグルト料理、次回もお楽しみに!