多くの国々で愛されているヨーグルト。世界中の人々は、どんな風にヨーグルトを楽しんでいるのでしょう。このコーナーでは、ヨーグルトを使った正統派の料理から、リアルな家庭料理のアレンジまで、さまざまな国の方に取材。
ヨーグルト料理と母国の食文化、乳製品についてお聞きします!
第3回目はイギリスです。イングランド北西部の都市、マンチェスター出身のチャーリー・ニコルソンさん。幼いころからヨーグルトが大好きで、ヨーグルトを食べると幸せな気持になるそうです。そんなニコルソンさんから教えていただくのは、「ミントのヨーグルトディップ」。初夏にぴったりな爽やかな料理です。
Marshall English Schoolの英会話講師。趣味は日本のアニメやカメラ、ダイビングなど。
日本のアニメや歴史が好きで、2007年、当時大学4年生のときに初めて日本へ旅行に来ました。1ヶ月の間に東京、名古屋、京都、大阪、奈良など9箇所を巡りました。そしてイギリスに戻ってみたら、ホームシックになっちゃったんです。「あれ?僕の故郷はイギリスじゃない感じがする…! 日本に早く戻りたい〜!」って。(笑)翌年に再び来日して、英会話教室や飲食店を経営している会社に就職。以来、日本に住み続けています。
刺身は大好きだけど、活き作りがちょっと苦手です。魚が僕を見つめながら「助けて〜!」って叫んでいるようで。(笑)でも本当に刺身は好き。中トロ、大トロ、サーモン、ほたて、あなご…。ご飯に納豆とアボカドを乗せて食べるのも好きですよ。
日本と同じように朝食として食べたり、フィッシュアンドチップスやカレーなどメイン料理に添えたりします。イギリスでは肥満に悩む人が多いので、カロリーの高いチーズや生クリームなどの代わりとして料理に使うこともありますよ。
基本的に日本のスーパーとあまり変わりませんが、日本よりもギリシャヨーグルト系のものは手に入りやすいと思います。僕もイギリスにいたころは良く食べていました。
野菜スティックにディップしたり、サラダのドレッシングとして使う他、肉や魚料理のソースとしても使うこともあります。オイルが入ったものよりもさっぱりしていてヘルシー。ディナーに出てくることもあれば、ランチでも。いろいろなシチュエーションに登場します。
明治ブルガリアヨーグルト
LB81プレーン
300g
スペアミント
4枝くらい
レモン
1/2個
(お好みで増やしてもよい)
にんにく
適量
塩・こしょう
少々
ミニトマト
適量
パプリカ
適量
ニンジン
適量
キュウリ
適量
※お好みの野菜を、お好みの量でどうぞ!
スペアミントは茎を取り、葉を細かいみじん切りにする。
レモンを半分に切って、おろし金で半個分のレモンの皮をおろす。レモンを絞り、果汁と合わせる。
にんにくの皮をむき、細かいみじん切りにする。
ヨーグルトに塩をひとつまみとこしょうをふり、1〜3と混ぜ合わせる。(お好みで、レモンの残りをさらに絞り入れても良い)
30分ほど冷やしてできあがり!
ミントが多く入った料理はあまり日本では見かけないので、どんな味がするのかドキドキしながら口に入れてみると、これがヨーグルトの味によく馴染んでいて爽やか。野菜を美味しくたくさん食べることができるので、野菜不足を感じたときなどにもぜひ作ってみたいメニューです。
(by記者)
ニコルソンさん、ありがとうございました!
世界のヨーグルト料理、次回もお楽しみに!