多くの国々で愛されているヨーグルト。世界中の人々は、どんな風にヨーグルトを楽しんでいるのでしょう。このコーナーでは、ヨーグルトを使った正統派の料理から、リアルな家庭料理のアレンジまで、さまざまな国の方に取材。
ヨーグルト料理とヨーグルトにまつわるお話を紹介していただきます!
第67回目は前回に引き続き、アメリカ合衆国。カリフォルニア州・サンフランシスコ出身のロバートさんに、ヨーグルトを使ったスープを教わりました。
趣味はランニング。休日は、近所の公園にあるランニングコースを走っています。
カリフォルニアキュイジーヌとは、伝統的なフレンチやイタリアンをベースにして、カリフォルニア産の食材を使い、世界各地の調味料でアレンジした料理です。カリフォルニアはメキシコに距離が近いこともあり、メキシコ料理の影響も強く受けています。
私が住んでいたサンフランシスコはアジア人も多く住んでいて、アジア料理のエッセンスを融合させる料理もあります。
アボカドはカリフォルニアでも非常に人気のある食材です。アボカドの生産や輸出が盛んなメキシコの影響を受けています。今回のスープは、サルサ(ソース)に使うハラペーニョやパクチー、クミンなどを入れ、メキシコ風のカリフォルニア料理となっています。
アボカドは、熟すにしたがって皮の色が緑から黒に変化します。すぐに使う場合は、皮が黒っぽいものを選ぶとよいでしょう。もう1点は、ヘタを触ってみて、グラグラしていたら食べ頃のサインです。
明治ブルガリアヨーグルト
LB81プレーン
1と1/2
カップ
アボカド
大3個
玉ねぎ
小1個
ハラペーニョ(青唐辛子)
1個
にんにく
1~2片
オリーブオイル
大さじ3~4
冷水
400~500ml
刻んだパクチー
1/2カップ
レモン(ライム)果汁
大さじ2
塩
小さじ1/2
黒こしょう
小さじ1/4
冷凍えび
12尾
レモン
1/2個
ローリエ
2枚
乾燥赤唐辛子
2本
黒こしょう
小さじ1/2
塩
小さじ1
明治ブルガリアヨーグルト
LB81プレーン
1/4
カップ
クミンシード
小さじ1/4
※クミンパウダーでも可
すりおろしたライムの皮
1個分
オリーブオイル
小さじ2
玉ねぎは角切り、ハラペーニョは種を取って角切り、にんにくはみじん切りにする。
フライパンにオリーブオイル大さじ2を入れて中火にし、1を加えて炒め、塩、こしょう(分量外)で味を調える。玉ねぎが透き通ったら火から下ろし、冷蔵庫で冷やす。
トッピング用のえびを調理する。鍋に水を入れて火にかけ、レモン、ローリエ、乾燥赤唐辛子、黒こしょう、塩を入れる。冷凍えびを入れ、沸騰させて4~5分茹でる。湯をきり氷水に入れ、冷蔵庫で冷やす。
アボカドは皮をむき、種を取って粗く切る。ボウルに冷水300mlとアボカドを入れてつぶす。
4に2、刻んだパクチー、ヨーグルト、レモン(ライム)果汁、塩、黒こしょうを加えてざっくり混ぜ、ミキサーにかける。なめらかになったら、こし器でこす。
5に残りの冷水を足しスープの濃度を調整する。オリーブオイル大さじ1~2を加え、塩、こしょう(分量外)で味を調え、冷蔵庫で冷やす。
クミンとライムのソースを作る。クミンシードはブレンダーなどで粉状に挽き、ボウルに入れる。その他の材料を加え、泡立て器で混ぜ、塩、こしょう(分量外)で味を調える。
器に6を注ぎ、7をかけ、3を盛り付けて完成!
パクチーの風味がアクセントになっている、濃厚なアボカドスープ。「森のバター」と呼ばれるアボカドは栄養価が高く、積極的にとりたい食材です。今回は冷たいスープをご紹介しましたが、温かいスープもおすすめです。(温かいスープを作る場合は、分量にある冷水を常温の水のままで使用し、冷蔵庫で冷やす工程を省きます。ソースやえびを添える前に、レンジか鍋で温めてください)
(by記者)
ロバートさん、ありがとうございました!
世界のヨーグルト料理、次回もお楽しみに!