多くの国々で愛されているヨーグルト。世界中の人々は、どんな風にヨーグルトを楽しんでいるのでしょう。このコーナーでは、ヨーグルトを使った正統派の料理から、リアルな家庭料理のアレンジまで、さまざまな国の方に取材。
ヨーグルト料理とヨーグルトにまつわるお話を紹介していただきます!
第98回目は大韓民国。朝鮮半島南部、日本のお隣の国です。今月は釜山出身のインハさんに、ヨーグルトを使ったスイーツを教わりました。
植物が好きで、部屋の中で観葉植物をたくさん育てています。屋上ガーデニングも構想中です。
日本人の男性との結婚を機に日本に住むようになりました。
釜山は東京と同じような気候です。冬もあまり雪が降らず、ソウルに比べると年間を通じて暖かいのですが、海が近いため、冬は海風が冷たく感じることもあります。特産物は海鮮ですね。海雲台(ヘウンデ)や広安里(クァンアルリ)では、さまざまな種類の魚介が楽しめる鮮魚店が沢山あります。
キムチだけでも300以上の種類があると言われており、私もまだ食べたことがないキムチもあります。大豆を発酵させた調味料「チョングッチャン」もありますね。日本の納豆のように独特のにおいや粘り気があり、チゲにしてよく食べられています。
果物やシリアルを乗せて朝食やデザートとして食べたりするほか、プレーンヨーグルトをサラダのドレッシングとして活用します。老若男女、健康志向の人たちが多く、ヨーグルトは非常に人気が高いです。
今、韓国ではヨーグルトカフェが増えています。見た目もかわいくて健康的なヨーグルトがたくさんあり、若者の間で流行っています。ヨーグルトアイスも人気があります。
かぼちゃの甘みとプレーンヨーグルトの酸味がよく合うと思い、オリジナルでレシピを考えてみました。透明なグラスに入れることで層がよく見えてパフェ風に。プレーンヨーグルトと生クリームを使ったヨーグルトクリームは、かぼちゃのみならず、シリアルや果物とも相性抜群です。
明治ブルガリアヨーグルト
LB81プレーン
100g
生クリーム
100g
※乳脂肪35%以上
砂糖
50〜60g
かぼちゃ
100g
はちみつ
大さじ1
牛乳
大さじ2
カステラ
適量
グラノーラ
適量
シナモンパウダー
少々
ボウルにザルをのせてキッチンペーパーを重ね、ヨーグルトを入れて30分〜1時間ほど水切りをする。
1のヨーグルトをボウルに入れ、砂糖を加えて30秒ほど混ぜる。
別のボウルに生クリームを入れ、六分立て(泡立て器ですくうと、とろとろと流れ落ち、流れ落ちたクリームが平らになるくらい)にあわ立てる。
3に2を入れ、泡立て器の先ですくえるくらいの固さになるまで混ぜる。絞り袋に入れ、冷蔵庫で冷やしておく。
かぼちゃは皮をむき、耐熱容器に入れてラップをかけ、500~600Wの電子レンジで5分ほど加熱する。電子レンジから取り出したら、フォークなどでざっくりほぐし、はちみつと牛乳を加えて混ぜる。※甘みを足したい場合は、砂糖を適量(分量外)追加してもよい。
グラスに食べやすい大きさにカットしたカステラ、冷蔵庫で冷やしておいた4を半量、グラノーラ、5、残りの4を重ね、最後にシナモンパウダーをかけて完成!
なめらかなかぼちゃとヨーグルト&生クリームのハーモニーが口の中で融合して、とても新鮮。カステラのしっとりした食感と、グラノーラのサクサクとした食感も楽しめるパフェです。
(by記者)
インハさん、ありがとうございました!
世界のヨーグルト料理、次回もお楽しみに!