具材がたくさん入った“食べるヨーグルトソース”は、かけるだけでシンプルな食材がワンランクアップした美味しさに。なめらかでヘルシーなソースに仕上げるポイントや、おすすめレシピをご紹介します！
いつもの食材が手作りソースで変身
料理の味付けは、塩・こしょうや市販の調味ダレなどワンパターンになりがち。特にシンプルな食材こそ、どんな味付けにしようか悩んでしまうことも多いですよね。そんなときには、ヨーグルトを使った手作りソースで、いつもと違った味を楽しんでみませんか？
いつものマヨネーズに半分だけヨーグルトを入れたり、ヨーグルトに塩・こしょう、ケチャップを混ぜるだけでも美味しくて、ヘルシーなソースやドレッシングになりますが、具材を入れた“食べるソース”もおすすめ。シンプルな食材の、意外な美味しさを気づかせてくれます。
ヨーグルトのおかげでさっぱり、ヘルシーなので、たっぷりかけられるのもうれしいポイント。また自分や家族の好みに合わせて味を調整できるのも手作りならではの魅力です。料理の味付けがマンネリ化してきたときに、取り入れてみてはいかがでしょうか。
これからの季節は、温野菜もヨーグルトソース
日頃からきちんと野菜を摂れていますか？食事を抜いたり、好きなものばかり食べていると、食生活はすぐに偏ってしまいます。特に野菜は意識しないとついつい不足しがちです。
野菜をたくさん食べられるメニューと言えばサラダが定番ですが、寒くなってきたこの時期には温野菜もおすすめ。加熱することでカサが減ってやわらかくなり、生野菜よりも量を食べやすくなります。
温野菜の食べ方はシンプルに塩とオリーブオイルや、市販のドレッシングをかけるなどさまざまですが、少しこだわりたい人はぜひヨーグルトソースを試してみてください。さっぱりとしていながらもコクのあるヨーグルトソースは野菜と相性抜群。どんどん食べ進めたくなるおいしさです。
水切りヨーグルトに明太子を混ぜるだけで簡単に作れる「明太子ディップ」は、野菜をたくさん摂りたいときはもちろん、おつまみやホームパーティーの1品としてもおすすめ。簡単なのに見栄えがよく、明太子がたっぷりで満足感も味わえます。
最近野菜が足りていないなと感じたら、ヨーグルトソースで手軽においしく野菜不足を解消しましょう。
白飯によく合う万能ピリ辛ヨーグルトソース
おかずが少なくてご飯が余ってしまった、副菜にあと1品欲しい…なんてときにあると便利なのが、ご飯やパン、野菜など何にでも合う万能ピリ辛ソース。ヨーグルトで、火を使わず簡単に作ることができます。ご飯やパンのお供にはもちろん、野菜につけたり豆腐の上にのせれば副菜やおつまみにも活用できて便利です。「ご飯にヨーグルト？」と感じる人もいるかもしれませんが、ピリッとした辛みとヨーグルトのまろやな酸味で、箸が進むこと間違いなしです。
白飯を食べる箸が進む、万能ピリ辛ソースを2種類ご紹介します。食べるナッツソースとカレーソースです。
ナッツソースの作り方はとっても簡単で、ナッツを刻んでその他の材料と混ぜ合わせるだけ。ナッツ、フライドオニオン、ごまなど複数の具材が入っているので、一度にいろいろな食感を楽しむことができます。ヨーグルトのコクとまろやかさの中に塩気がしっかりと効いていて、シンプルな素材も驚くほど美味しくしてくれます。
カレーソースはひき肉入りで食べ応えがあり、電子レンジで加熱するので火を使わずに作ることができます。ヨーグルトがカレーの風味や香りを引き立ててくれるので、食欲がわいてご飯が止まらない1品です。食パンにもよく合います。ぜひお試しください。
マヨネーズを使わずヘルシーなヨーグルトタルタル
チキン南蛮やアジフライに欠かせないタルタルソースも実はヨーグルトで、マヨネーズを使わずに作ることができます。
ヨーグルトで作るタルタルソースは、たくさんかけても罪悪感なく食べられるのが最大の魅力。マヨネーズをヨーグルトに置きかえるとカロリーや脂質を抑えることができるので、ヘルシーに仕上がります。またさっぱりしていて軽いのにコクはしっかりとあるので、もの足りなさを感じることはありません。ダイエットや健康のためにカロリーを抑えたいという人や、普通のタルタルソースはちょっと重く感じるという人に最適です。
栄養成分比較（100 gあたり）
| 明治ブルガリアヨーグルト LB81プレーン |
マヨネーズ | |
|---|---|---|
| エネルギー（kcal） | 62 | 669 |
| たんぱく質（g） | 3.4 | 1.4 |
| 脂質（g） | 3.0 | 76.0 |
| カルシウム（㎎） | 109 | 8 |
- マヨネーズ（全卵）は日本食品標準成分表2020年版（八訂）の値を使用
ヨーグルトタルタルは、フライドポテトにかけてもおいしくいただけます。カリッと揚げたポテトにヨーグルトタルタルをたっぷり絡めて食べると絶品。おつまみにもぴったりです。揚げ物が面倒に感じる人は、油を少なめにして揚げ焼きにすれば、フライパンで作れて後処理も簡単。
大人にも子どもにも喜ばれる、おもてなしにもおすすめのメニューです。
水切りヨーグルトで、なめらか＆ヘルシーに仕上がる！
ヨーグルトは水分を多く含んでいるため、ソースやディップに使う時は水切りをして固さを調整するのがポイントです。水切りすることでヨーグルト本来の爽やかな味わいはそのままに、まろやかさとコクがアップ。クリームチーズのようななめらかな食感になり、具材によく絡むソースに仕上がります。
万が一、水を切りすぎて固くなってしまったら、ホエーを混ぜて調節すればOKです。少量の場合は、コーヒードリッパーとフィルター、茶こしとキッチンペーパーでも作ることができます。
ひと手間はかかりますが、ラップを掛けた上に重しをのせたりすると時短でできるので、チャレンジしてみてください。
水切りヨーグルト簡単3ステップ
- キッチンペーパーや清潔な布巾を敷いたザルをひとまわり小さめのボウルの上にセットします。
- プレーンヨーグルトを入れます。
- 1パック(400 g)の場合、ラップをかけて冷蔵庫で半日から一晩おくと、約半量まで水切りできます。
-
ポイントは、ひとまわり小さめの
ボウルにセットすること。 -
半日〜一晩（6〜8時間）後
- ラップを掛けた上に重し（ポリ袋に水を入れたもの等）を乗せると水切り時間を1~2時間に短縮できます。水切りした際に残ったホエーも、カルシウムなど栄養価は高いので、捨てずにスープやジュースにお使いください。
食べるヨーグルトソース＆ディップ
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