1歳を誕生日をお祝いする新定番“スマッシュケーキ”は、ヨーグルトを使って手作りしてみませんか?
子どもの食事作りの負担を減らしたい人に向けた、朝ごはんをスムーズにするポイントや簡単レシピもご紹介します。
1歳の誕生日を祝う“スマッシュケーキ”とは
赤ちゃんの1歳の誕生日をお祝いするアメリカ発祥の“スマッシュケーキ”をご存じですか?
スマッシュ(Smash)には「壊す、粉砕する」という意味があり、スマッシュケーキはその名のとおり、赤ちゃんが手づかみで壊しながら自由に食べられるケーキ。部屋中に風船や旗を飾り、赤ちゃんに可愛いドレスを着せて、スマッシュケーキを食べる写真を撮るのが定番です。日本でもSNSで話題になり、ファーストバースデーのイベントとして徐々に定着しつつあります。
1歳頃の赤ちゃんは好奇心旺盛で食に興味を持ち始める時期。目の前にケーキを置くとおそるおそる触ってみたり、ケーキを手づかみで食べたり、顔や体にクリームをこすりつけたりとユニークな反応をしてくれるでしょう。スマッシュケーキは、1歳だからこその無邪気でかわいい姿を見守り、撮影できる楽しいイベントなのです。
スポンジは食パンで、
生クリームは水切りヨーグルトで
スマッシュケーキは、赤ちゃんが食べられるものを用意する必要があります。1歳になるとメニューによっては大人と同じ食材を食べられるものもありますが、ケーキは糖分や油分が多く消化器官に負担がかかるため、赤ちゃんが食べるには適していません。
スポンジには食パン、生クリームには水切りヨーグルトを使うことで赤ちゃんにも食べられるケーキになります。トッピングにはフルーツや、赤ちゃん用のウエハースなどを使うのがおすすめです。食材の種類や果物の大きさは、食物アレルギーの有無や離乳食の進み具合に合わせて変更しましょう。初めてあげる食材が無いように事前に試しておくと安心です。
スマッシュケーキは通販などで購入することもできますが、手に入りやすい材料で簡単に作れるので、これからお子さまが1歳の誕生日を迎えるご家庭は、手作りのケーキでお祝いしてみてはいかがでしょうか。
水切りヨーグルト簡単3ステップ
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- キッチンペーパーや清潔な布巾を敷いたザルをひとまわり小さめのボウルの上にセットします。
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- プレーンヨーグルトを入れます。
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- 1パック(400 g)の場合、ラップをかけて冷蔵庫で半日から一晩おくと、約半量まで水切りできます。
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ポイントは、ひとまわり小さめの
ボウルにセットすること。 -
半日〜一晩(6〜8時間)後
- ラップを掛けた上に重し(ポリ袋に水を入れたもの等)を乗せると水切り時間を1~2時間に短縮できます。水切りした際に残ったホエーも、カルシウムなど栄養価は高いので、捨てずにスープやジュースにお使いください。
手で食べると楽しくなる!簡単手づかみごはん
赤ちゃんの手づかみ食べは、生後9カ月頃の離乳食後期からはじまるといわれています。手づかみ食べは、食べ物を見て確かめ、手でつかみ、口へ運んで食べるという練習になり、スプーンやフォーク、箸などの食具を使うための大切なステップ。手づかみ食べをたっぷり経験することで、食具を使いこなす土台が育まれたり、脳の発達にも良い影響があるのだとか…。
2~3歳の子どもでもスプーンやフォークに慣れていない場合は、時間がかかって上手く食べられず、食事を敬遠してしまうことがあります。そんな時はおにぎりや海苔巻き、サンドイッチなど手づかみで食べやすいものにすると食べてくれることもあるので、試してみてください。
手づかみで食べられる、水切りヨーグルトを使った簡単レシピをご紹介します。「ライスペーパーでフルーツ&ヨーグルト」です。作り方は、ジャムを混ぜた水切りヨーグルト、食パン、バナナを水で濡らしたライスペーパーで巻くだけ。手づかみで食べられる上に、ライスペーパーのもっちりとした食感が子どもに喜ばれること間違いなしです。
ジャムやフルーツの種類は家にあるものやお好みのものでOK。また、サラダチキンやブロッコリーなどの具材を巻いた塩味のアレンジもおすすめです。火を使わずに手軽に作れるのもうれしいですね。
明治ブルガリアヨーグルトLB81
カルシウムと鉄分
400g
小さい子どもには、できるだけ甘いお菓子やジャンキーなものを食べさせたくないですよね。ヨーグルトなら体をつくるもとになるたんぱく質や、歯や骨の成長に欠かせないカルシウムが摂れるので、おやつや朝ごはんにぴったりです。「明治ブルガリアヨーグルトLB81カルシウムと鉄分」はカルシウムと、子どもの脳の活動に関わる鉄分を強化した商品。普段の食事に取り入れることで、子どもに必要な栄養素をしっかりと摂ることができます。
準備&盛りつけで朝ごはんをストレスフリーに
子どもの食事作りでも特に大変なのが朝ごはん。一日を元気にスタートさせるための大事な食事ですが、「子どもが食べてくれない」「準備が大変…」とお悩みの人も多いのではないでしょうか。
忙しい中で食事を作って食べさせるのは大変ですが、工夫をして少しでもストレスを減らせるようにしたいですよね。そのためのポイントをいくつかご紹介します。
まずはじめに、朝ごはんの定番メニューを決めておきましょう。当日の朝バタバタしながらメニューを考える必要がないので、ストレスも軽減します。ヨーグルトやバナナなどを定番メニューに加えておくと、調理の手間がかからず時短にもなります。
また朝ごはんに使う野菜やフルーツは、前日にカットや下処理を済ませておくと、朝の作業がスムーズです。翌朝は、味つけや盛りつけなど最低限の調理をするだけ。夕飯作りの際に一緒にカットしておくのが効率的でおすすめです。
子どもの食が進まないときは、見た目で盛り上げるのも一つの手。かわいい見た目の朝ごはんだと、子どものテンションが上がってパクパク食べてくれることもあります。とはいえ、キャラ弁のように凝ったものを作るのはハードルが高い…という人は、ワンプレートごはんにしたり、好きなキャラクターの器に盛りつけたりするだけでも効果的です。
また朝ごはんを食べずにテレビばかり見ている、食事中に遊び始めたりするといった場合は朝ごはんの内容だけでなく、環境を整えることも大切。テレビを消したり、テーブルの上を片付けたりして、食事以外のことに気が散らないような環境をつくることも意識してみてください。
子どもの朝ごはんをスムーズにするポイント
朝ごはんの定番メニューを決めておく |
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野菜やフルーツは前日にカット・下処理を済ませておく |
見た目で盛り上げる |
食事以外のことに気が散らない環境をつくる |
子どものテンションが上がる!パフェ風朝ごはん
朝、食欲がない子どもに向けて、好きな物を用意してあげる日をつくるのも良いですね。さすがにお菓子や菓子パンだけだと栄養が偏ってしまいますが、ヨーグルトやフルーツ、グラノーラなど、食品を選べばしっかり栄養を摂ることができます。
イチオシは子どもが大好きなパフェ風の朝ごはん「モーニングパフェ」です。朝からパフェ…?と思うかもしれませんが、中身は水切りヨーグルト、フルーツ、グラノーラなどで、具材をグラスに盛りつけるだけで簡単に作ることができます。ヨーグルトには、たんぱく質やカルシウムが豊富で朝の栄養補給にはぴったり。またフルーツやグラノーラを入れることでビタミン・ミネラル・食物繊維などをプラスできます。
パフェ風の盛りつけは外食のような気分を味わえて、朝から子どものテンションが上がること間違いなし。ヨーグルトにジャムやはちみつを入れたり、フルーツを変えてみたりとアレンジも自由自在です。ときにはヨーグルトにチョコレートシロップを混ぜたアレンジも、よりパフェ感が出て良いかもしれません。お子さまの好みに合わせたモーニングパフェを作ってあげてください。