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ここ数年、首都ソフィアで流行っている場所があります。それは「Museum of Illusion(ミュージアム・オブ・イリュージョン)」とよばれる体験型ミュージアムです。ヨーロッパを中心として世界50か所以上で展開しており、その一つがブルガリアの首都ソフィアの中心部にできたのです。2019年12月にオープンし、5周年を迎えましたが今も人気が衰えないスポットです。
大きな古いビルの一角が入口になっており、展示室は2階にあります。私が訪れた日は、小学生グループの団体や外国人の観光客も来ており、多くの老若男女が楽しんでいました。2025年1月現在の料金は、24レヴァ(約1,900円)です。子どもを含むお得な家族チケットなども売っており、家族でも楽しめます。
表示はブルガリア語と英語ですべて書かれており、係員も多言語対応でした。展示を観ていると係員が近づいてきて説明してくれたり、写真スポットではうまく映える写真を撮ってくれたりしました。
目の錯覚や光の屈折などを利用したトリックや、最新技術を使った遊び、昔からある「だまし絵」といった多種多様な展示があり、大人もあれこれ勉強しつつ楽しむことができます。写真映えするスポットも多くあり、若者がいろいろなポーズで自撮りし、SNSに投稿しています。私もアップされた動画をみてこの場所を知った一人です。
ミュージアムの入口
ミュージアムのロッカー
視線が合うアインシュタイン
だまし絵
映え写真が撮れる逆さまの部屋
ペン型のスティックで壁に自由に文字などが書け、10秒ほどで徐々に消えていく